東京都国立市で建設中のマンションが完成間近で解体されることがわかりました。
解体されるマンションは積水ハウスが手がける「グランドメゾン国立富士見通り」です。
この国立市のマンションは景観問題で揉めており、解体されると言われています。
本記事では「グランドメゾン国立富士見通り」が解体される理由の詳細を解説します。
国立市のマンション「グランドメゾン国立富士見通り」とは
「グランドメゾン国立富士見通り」は国立市の富士見通りに建設されていた分譲マンションです。
「全邸南向き&角住戸を叶えた全18邸のプライベートレジデンス」を謳っていました。
このマンションは、2024年7月中旬に引き渡される予定でした。
名前:グランドメゾン国立富士見通り
住所:〒186-0004 東京都国立市中2丁目3-15
階数・戸数:10階建て、総戸数18戸
事業者:積水ハウス
JR中央線国立駅から徒歩10分ほどの場所にあり、都心部へのアクセスも良好でした。
では、なぜこのマンションは解体されるのでしょうか?
国立市のマンションが解体される理由は景観問題で揉めていたこと?
積水ハウスを解体の理由を、以下のように述べています。
「周囲への影響の配慮が当社の検討で不十分だったため」
引用:Yahoo!
この周囲への影響とは、富士山をめぐる景観問題だとされています。
「グランドメゾン国立富士見通り」が建つ富士見通りは、富士見百景にも選ばれており、国立駅の南口から富士山を見ることができる構図でした。
しかし、マンションが建つと、その美しい景観が損なわれる可能性がありました。
積水ハウス様 @SekisuiHouse_
国立駅から見えた富士見通りの #富士山 が見えないです。あの10階建てマンションの建築が終わったら、また見えるようになるのでしょうか。もちろん景観条例等に沿ったものでしょうが、とてもショックです。【拡散希望】 pic.twitter.com/WleLNFSRoh— 竹内幹 (@takekan) December 19, 2023
このような背景があり問題視されていたことから、事業者の積水ハウスは6月4日に市に事業の廃止届けが出したとみられます。
また、同社の担当者は「マンションの構造に問題はなく、法令違反もないが、景観など周辺環境への影響の検討が不十分だった」と述べていることがわかりました。
国立市のマンションが解体される理由|まとめ
本記事では国立市のマンション「グランドメゾン国立富士見通り」が、完成間近にして解体される事案についてまとめました。
富士見通りは富士山が見えることが売りなので、その景観が損なわれることは非常に問題です。
積水ハウスもこの問題を重要視し、事業を廃止したと考えられます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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